根を切る機械のはなし。
店番をしていると、よくお客様から「工場は動いてないようだけど、今の時期は暇なの?」と聞かれ、その都度「工場は動いていませんが、畑の管理作業をしていますよ(笑)」と答えています。 今の作業は深耕作業です。深耕作業とは、締まった土の下を破砕することによって、水はけを良くし、空気...
3番茶は何がどう違う?
茶摘み(3番茶)中ですが、そもそも3番茶とは? ⦅答え⦆4月に始まった1番茶から数えて3回目の摘採(茶摘み・収穫)のこと。 1番茶の摘採後から秋までは気温が高いので,茶芽の生育は断続的に進みます。なので、1番茶を摘んでしばらくすると2番茶を摘んで,更にまたしばらくすると3番...
あれよあれよと2番茶の茶摘みも終了。
3ヵ月程ブログを更新していない間に、1番茶・2番茶が終わりました。 今の茶畑は、剪定作業もそろそろ終わりそうです。と同時に草払いも進行中です。 今年の1番茶も例年通り黒い網(バロン)を被せ、2番茶もなるべく多くの畑にバロンを被せました。この作業(バロン被せ)には多くの人手が...
萌黄色?若草色?変色進行中。
いやぁ、久しぶりに茶畑の記事です(ーー;) ウグイスが鳴き始める頃になると、茶畑もどんどん緑色から黄緑色へ変わり、芽の成長が目に見えて分かるようになってきます。 今年は暖かい日が続いているので昨年と比べると芽の伸びが早いです。写真で見ても、昨年と比べて芽の伸びが10日ぐらい...
サカナ・サカナ・サカナ粕。
年末には終わるつもりの油粕肥料の散布が、今年の始めまでかかってしまいました。 そして、これから魚粕の配合肥料を散布します。 肥料は荷崩れ防止のため、巨大サランラップのようなビニールで横をグルグルと巻かれた状態でトラックに載せられて配達されます(パレット付き)。岩元園へ到着す...
ジャーン‼氷柱だよ。
霜の降りるこの時期、スプリンクラーが稼働した翌朝には氷柱ができます。 この氷柱は防霜対策によるものです。氷で覆わないほうが良さそうそうですが、氷で覆ってこその防霜対策。岩元園の防霜対策は、スプリンクラーを設置している畑が多いのですが、防霜ファンを設置している畑もあります。防...
Blog休み中の作業報告。
今年最後の茶摘み(秋冬番茶)。 左の袋は1番茶。右は今回使用した袋。どちらも30k入ります。 原料が大きいと仕上がる製品も大きいです。 ≪秋冬番茶→晩秋に樹形を整えるために刈り取った原料で製造する番茶≫ 裾刈り(茶樹の横)を剪定。 茶園(上の面)の整枝。...
堆肥散布はこの時期しかできない。
『良い作物は良い土壌から』とはよく聞くことばで『茶の樹も土壌が重要』です。 ●なぜこの時期に散布するの? 9月の下旬頃~10月の中旬頃、根が活性(活発)になり新根の発生が多くなります。その為、活性する前のこの時期が、堆肥(有機物)散布などの土壌改良が唯一行えるのです。...
陽が当たると、植物はよく育ちます。
お久しぶりです。 更新が滞っていましたが、畑作業は黙々と進んでおります。 2番茶も6月中旬に無事終わりました。その後、枝をバッサリと切り落としたら草が目立つようになりました。雨も降るこの時期、雑草の成長期といいますか、勢いよく成長しています(ーー )...
2回目の茶摘み(2番茶)が終わったら?
2番茶(2回目の収穫・摘採)が終わると茶畑はバッサリと刈ります。茶畑が樹って感じです。 バッサリと刈るのは翌春(1番茶)の品質向上の為です。《理由》バッサリと刈ることで生育のムラを解消します。枝の太さが大小様々の場合、翌春の1番茶の芽を不均一にする原因だからです。綺麗な製品...