2回目の茶摘み(2番茶)が終わったら?
2番茶(2回目の収穫・摘採)が終わると茶畑はバッサリと刈ります。茶畑が樹って感じです。
バッサリと刈るのは翌春(1番茶)の品質向上の為です。《理由》バッサリと刈ることで生育のムラを解消します。枝の太さが大小様々の場合、翌春の1番茶の芽を不均一にする原因だからです。綺麗な製品に仕上げるには原料そのものが揃っていなければなりません。
刈る作業ですが、一度機械で通っただけで綺麗にできればいいのですが、岩元園の機械では出来ません。1台目(回転刃)で往復。更に2台目(バリカン刃)で往復。しかも、高速運転ではなくゆっくり運転。綺麗に仕上げるにはどうしても時間がかかりますが、必要不可欠な作業です。
1台目は中刈り用ですが、アタッチメント(機械の付属装置)を変えると肥料散布や堆肥散布もできます。2台目は摘採用(茶摘み用)の機械です。
現状、機械がないとどうにもできません。