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お茶の歴史にも触れようじゃないか。

ちょっと休憩をする時「お茶にしよう」と声をかけます。お茶じゃなくても、ジュースで休憩する時も「お茶にしよう」コーヒーを飲む時も「お茶にしよう」。我が家では、何を飲もうが休憩の声掛けは常に「お茶にしよう」です。

日本語にも「茶」の文字を使った言葉が多くあります。「日常茶飯事・お茶を濁す・茶化す・無茶苦茶」など。今回から、日本人の暮らしに馴染みある『お茶』の歴史も少しずつ取り上げてみようと思います。

そもそも、お茶の発祥の地は中国。原産地である中国では紀元前より茶が飲用・食用として用いられていたようです。日本では、平安時代には茶樹が存在し、そして栽培され、同時に各地に製茶法も伝えられたと推測されています。※1

人類初の茶書「茶経」が陸羽によって761年ころ成立しました。

約1200年前にはこの日本でも「茶」が栽培されていたんですね。( *´艸`) 

※1 弘仁6年(815)4月、永忠が天皇に茶を献じたという『日本後紀』の内容は、いわゆる「正史」に盛り込まれた最初の茶についての記述である。さらに嵯峨天皇は、その6月、大和、山城、摂津、河内と近江、丹波、播摩などの畿内およびその周辺の国に茶を植えさせ、毎年献上することを命じている。このことは当時すでに日本では茶が栽培され、しかも諸国に植えさせるほどの茶の実が調えられていたことを指し示しているにほかならないのである。

引用元:「茶大百科Ⅰ」発行所 社団法人 農山漁村文化協会


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