存在感が無いですが…。1番茶があれば2番茶もあるんです。
1番茶は「新茶」として大々的にとりあげられる為、馴染みがあると思いますが、
今日は2番茶のお話。
そもそも、なぜ2番茶と呼ぶのか?
2番茶とは、1番茶を収穫した後に芽吹いた芽(2回目に芽吹いた芽)を収穫して製造したお茶の事です。2回目の収穫(茶摘み)を2番茶と言います。
茶の原料は茶樹の葉っぱなので、『茶葉を摘む➡その後➡芽吹く』。その繰り返し。岩元園では1番茶から始まり2番、3番、4番、秋冬番(5番)まで茶摘み(収穫)は可能です。でも今年は5回も茶摘みをするかどうか。途中を抜かして樹を休ませようかとも考えています。
そうそう、2番茶が「番茶」ではありません。
1番茶にも番茶があり、2番茶にも番茶があります。この話は今度ゆっくりと。
2番茶(上の写真)と、1番茶(下の写真)と比べると、2番茶は葉の色が濃い緑色をしています。1番茶は黄色を帯びた緑ですが、2番茶になると青みを帯びた緑です。
新芽も1番茶の芽はか弱い芽ですが、2番茶の芽はちょっと硬く強くなっています。
現在、岩元園の茶畑は2回目の茶摘みが終わり、バッサリと葉を切り落としました。
今の作業は、草払い機で除草中です。